助葬(じょそう)とは、身寄りのない生計困難者や身元不明の人などが死亡した後、生前の縁者や関係者によって葬儀が行われず、替わって社会福祉事業や慈善事業団体またはNPO法人などによって行われる葬儀の事です。
ホームレスなどで生活保護などの支援を受けていなかった死者であっても、助葬を担う団体や葬儀屋には、火葬から納骨までの費用を生活保護行政の一つとして、各自治体が決めた定額内で支給されます。
共同墓地や共同納骨堂に遺骨は納められますが、この段階までを助葬と呼んでいるようです。
ただし、遺骨を納骨堂に預け、引き取り人を待つ場合も、少なからずあるようです。
助葬の歴史は古く、大正8年11月に、東京で「財団法人助葬会」が設立されています。
また、19世紀中頃には、大陸地域から香港、上海や外国へ移住した華僑や労働者などの死者に対しては、同郷の中国人社会で互助活動として助葬が行われていたようです。