5月 21st, 2009 | No Comments »

家具調仏壇は、20世紀後半の日本の都会型住居に合うようにデザインされたもので、「都市型仏壇」とも言います。

先駆となるのが、八木研の現代仏壇で、後続で多くの唐木仏壇メーカーから、モダン仏壇・新仏壇・京モダン仏壇などが出てきています。

特に都市部における比率が高まっており、宗教工芸社では2010年には仏壇販売全体の20%になると予測されています。

伝統的な仏壇と異なり、外見は一見家具と見まごうようなデザインが特徴です。

伝統仏壇を特徴付ける欄間彫刻や宮殿がなく、障子も用いられず全体としてすっきりとしています。

ガラス扉を採用したものや、椅子付きの仏壇もあり、多くは内部が3段になっており、須弥壇のなごりも残しています。

天井には照明が付き、LEDを使用したものもあります。

よって、従来仏壇のように灯篭を取り付けない構造です。

箱型から抜け出したステージ型のものもあり、宗教色のないものもあります。

そのため、キリスト教徒が祭壇として使用することもあります。

家庭での設置場所は、リビングや洋室が多いですが、仏間や床の間に納めるケースもあります。

仏具も家具調仏壇にあわせたものがあり、葬儀・葬式然とした仏具ではなく、ガラス製や陶器製などバラエティー豊かです。

主な材質は、ウォールナットやチーク、メープル、ナラなど洋家具の材料を使用したものが多いです。

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